皆さん、こんにちは!建材をこよなく愛する男、まいたけです。
お家で過ごす時間って、やっぱり一番ホッとしますよね。でも、その大切な我が家が、もし不審者に狙われたら…考えるだけでゾッとします。
その侵入経路で多いのが、みなさんご存じ*「窓」**なんです。特に、一戸建て住宅では特に多いのが窓からの侵入だとか
「うちは大丈夫!」と思っている方もいるかもしれませんが、泥棒は光や人目を避けて、意外な場所から侵入を試みます。せっかく建てた、あるいは手に入れた大切なマイホームを、悲しい場所にしたくないですよね。
そこで今回は、窓の防犯対策について、まいたけが徹底解説します! 泥棒が「ここはやめとこう…」と諦めるような、**「最強の窓」**を作るための方法を一緒に見ていきましょう!
なぜ窓が狙われる?泥棒の「手口」を知る
まず、泥棒がなぜ窓を狙うのか、その手口を知ることが対策の第一歩です。
泥棒の侵入手段で多いのは、主に以下の3つです。
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ガラス破り:ドライバーやバールなどでガラスを割って侵入する手口です。最も多い侵入経路とされています。
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無締まり:戸締まりがされていない窓や鍵が開いている窓からの侵入。意外と多いんです!
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こじ破り:バールなどを使って窓枠ごとこじ開ける手口。
つまり、泥棒は「音を立てずに」「早く」「簡単に」侵入できる場所を探しているんです。窓は比較的死角になりやすく、ガラスを破れば手軽に侵入できてしまうため、狙われやすいんですね。
例えるなら、**「急いでいる時に、自動販売機の小銭が詰まってて、イライラしながらバンバン叩く人」**っていますよね? 泥棒も同じで、手間がかかったり、時間がかかったり、大きな音が出たりすると、「めんどくさいな」「見つかるかも」と思って、その場を諦める傾向があるんです。
「最強の窓」を作る3つの対策
では、具体的にどんな対策をすればいいのでしょうか? ここでは、特に効果的な3つの対策をご紹介します。
1. 防犯ガラスで「割れにくい」窓にする
最も効果的な対策の一つが、防犯ガラスの導入です。
防犯ガラスは、2枚のガラスの間に特殊な中間膜(樹脂フィルム)を挟み込んでいるガラスのこと。泥棒がハンマーやバールなどで叩いても、ガラスが割れにくく、穴が開きにくい構造になっています。たとえガラスにヒビが入っても、中間膜が破片の飛散を防ぎ、穴を開けるのに時間がかかります。
これは、まるで**「頑丈な二重扉の金庫」**のようなものです。鍵を壊しても、もう一枚扉がある上に、それがとても頑丈で開けるのに時間がかかるとしたら、泥棒はきっと諦めますよね。
防犯ガラスの種類には、以下のようなものがあります。
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合わせガラス:最も一般的な防犯ガラスで、厚い中間膜が挟まれているため、打ち破りに強いです。
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強化ガラス:通常のガラスよりも強度があり、割れにくいですが、一度割れると粉々になります。防犯性という点では合わせガラスの方が優れています。
【まいたけ’s ポイント!】 防犯ガラスを選ぶ際は、CPマーク(防犯性能の高い建物部品)が表示されている製品を選ぶと良いでしょう。これは、警視庁と関連団体が定めた厳しい基準をクリアした製品に与えられるマークで、その防犯性能が公的に認められています。
2. 雨戸・シャッターで「開けさせない」窓にする
次に有効なのが、雨戸やシャッターの設置です。
雨戸やシャッターを閉めておけば、物理的に窓へのアクセスを遮断できます。泥棒は、雨戸やシャッターをこじ開けるのに時間がかかり、大きな音も出るため、侵入を諦める可能性が高くなります。
これは、**「家全体を頑丈なヘルメットで覆う」**ようなイメージです。外から見ても、簡単には侵入できないことが一目でわかるため、泥棒に「ここは手間がかかるな」と思わせることができます。
特に、電動シャッターは閉めるのが簡単なので、毎日手軽に防犯対策ができます。最近では、スマートフォンと連携して外出先から開閉できるタイプもあり、旅行中や長期間家を空ける際も安心です。
3. 補助錠や防犯フィルムで「時間稼ぎ」をする
上記2つに加え、さらに防犯性能を高めるのが、補助錠や防犯フィルムです。
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補助錠:窓のクレセント錠だけでなく、上下に補助錠を取り付けることで、窓をこじ開ける時間を稼ぐことができます。泥棒は侵入に5分以上かかると7割が諦めると言われています。一つ鍵が増えるだけでも、泥棒にとっては大きな心理的障壁になります。
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防犯フィルム:既存のガラスに貼り付けることで、ガラスが割れても飛散を防ぎ、穴が開きにくくする効果があります。手軽に導入できるのがメリットです。
これらは、いわば**「泥棒をイライラさせるトラップ」**のようなものです。一つ突破してもまた次、また次と障壁が出てくると、泥棒は「こんな家はもういいや!」と諦めて、次のターゲットを探し始めるでしょう。
見落としがちなポイントと「残念なハウスメーカー」の見分け方
ここまで窓の防犯対策についてお話ししてきましたが、いくつか見落としがちなポイントがあります。
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施錠の徹底:どんなに頑丈な窓でも、鍵が開いていたら意味がありません。ちょっとした外出でも必ず施錠をしましょう。
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足場になるものの撤去:窓の近くに踏み台になるようなもの(ゴミ箱、脚立、物置など)を置かないようにしましょう。
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死角を作らない工夫:家の周りの照明を明るくしたり、防犯カメラを設置したりすることも有効です。
そして、皆さんに特に注意してほしいのが、ハウスメーカー選びです。
残念ながら、中には**「防犯対策はオプションで、しかも高額」**などと、防犯性能を軽視するような提案をしてくるハウスメーカーも存在します。建物のデザインや間取りばかりに気を取られてしまいがちですが、家族の安全を守るための防犯対策は、家づくりの初期段階からしっかり検討すべき項目です。
まいたけからのアドバイスです。
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契約前に、窓の防犯対策について具体的にどのような提案があるか確認しましょう。
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防犯ガラスやシャッターが標準装備になっているか、オプションの場合はどのくらいの費用がかかるのか、明確に提示してもらいましょう。
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「うちは安全ですよ」という漠然とした説明ではなく、具体的な防犯対策の仕様や根拠をきちんと説明してくれるハウスメーカーを選びましょう。
家族が安心して暮らせる家を建てるためには、信頼できるパートナーを選ぶことが何よりも大切です。
最後に
窓の防犯対策は、一度行えば長く家族を守ってくれる、とても大切な「投資」です。
今日ご紹介した防犯ガラス、雨戸・シャッター、そして補助錠や防犯フィルムなどをうまく組み合わせることで、泥棒が「ここは手ごわい…」と諦めるような「最強の窓」を作ることができます。
皆さんの大切なマイホームが、これからもずっと、笑顔と安心に満ちた場所であるよう、まいたけは心から願っています。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!