こんにちは、建材愛好家の「まいたけ」です。
突然ですが――
「子どもがジュースこぼして壁に飛んだ……」
「ペットが壁にもたれてなんか黒ずんでる……」
そんな経験、ありませんか?
今回は、そんな“汚れ問題”に悩むあなたに向けて、**塗り壁とクロス壁紙、どっちが汚れに強いのか?**という永遠のテーマに真っ向勝負で切り込みます!
🧱まずは基本をおさらい:塗り壁とクロス壁紙の違い
**塗り壁(ぬりかべ)**は、左官職人さんがコテで仕上げる壁。珪藻土や漆喰などの天然素材が多く、呼吸する壁とも呼ばれます。
**クロス壁紙(ビニールクロスなど)**は、工場でつくられた壁紙を糊で貼り付けるもの。大半の新築や賃貸で採用されているのはこちらです。
🧼【汚れに強いのはどっち?】機能面で徹底比較!
🧽1. 「拭けるかどうか」
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クロス壁紙:◎
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特に「表面強化タイプ」や「防汚加工クロス」は、水拭きOK。
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小さなお子さんやペットのいる家庭では定番。
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塗り壁:△
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漆喰や珪藻土は水に弱いので、基本水拭きNG。
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拭くと表面がポロポロ崩れることも…。
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💡まいたけメモ:汚れたときに「濡れタオルで拭けるかどうか」だけなら、クロスの圧勝。
🧪2. 「汚れにくさ」
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クロス壁紙:◯
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一般的なビニールクロスは、油性ペンなどが染み込みやすい。
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ただし、「防汚加工」や「撥水コート付き」は◎。
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塗り壁:◎
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実は空気中の有害物質を分解してくれる性能あり(特に珪藻土や漆喰)。
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湿気を吸放出するので、カビも出にくい!
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💡まいたけメモ:汚れに“なりにくい”という点では塗り壁が優勢。空気清浄機能もおまけでついてくる感じ。
🧑🔧3. 「メンテナンスのしやすさ」
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クロス壁紙:◎
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部分的な張り替えがしやすい。
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素人DIYでも対応可能な点が魅力。
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塗り壁:△
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一部の補修がむずかしい。
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色味やテクスチャを合わせるにはプロの技術が必要。
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💡まいたけメモ:「ちょっとここだけ直したい」ならクロス。塗り壁は、“全体やり直し”が基本。
🍄まいたけ的たとえ話:クロスはビニール傘、塗り壁は和紙の障子
クロス壁紙は、いわばビニール傘。
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雨(汚れ)を弾いてくれる
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安価で交換しやすい
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でも破れると一気にみすぼらしくなる
一方、塗り壁は和紙の障子。
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繊細で味がある
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湿気を吸って呼吸する
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破れやすいけど、空間全体の質感を高めてくれる
汚れの扱いやすさではビニール傘の勝ちですが、空間演出や空気感では和紙の美しさに軍配が上がりますよね。
🏡住まい方で選ぼう!こんな人にはこっちがおすすめ
👶子育て・ペット世帯なら…クロス壁紙
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とにかく拭きやすい!
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張り替えやすい!
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お手頃価格!
特に「スーパー耐久性クロス」は小さなお子さんが壁を叩いても安心。
🌿自然素材にこだわるなら…塗り壁
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空気がきれいに感じる
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呼吸する壁でカビにくい
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経年劣化が味になる
アレルギー体質の方や、ナチュラルテイストの空間づくりが好きな方にはぴったりです。
🖼️見た目の印象は?
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クロス壁紙:色柄豊富!カフェ風や北欧風も簡単に演出可能
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塗り壁:職人の手仕事ならではのムラ・味が出る。和モダンやナチュラルインテリアと相性◎
📊コストの比較
| 項目 | クロス壁紙 | 塗り壁 |
|---|---|---|
| 材料費(㎡あたり) | 約1,000~2,000円 | 約3,000~6,000円 |
| 施工費(㎡あたり) | 約800~1,500円 | 約2,000~4,000円 |
| メンテコスト | 低め | 高め(全面補修が多い) |
※あくまで目安。使用素材や職人さんの腕によって変動します。
✨まいたけの結論:「掃除したい派」ならクロス、「空気を整えたい派」なら塗り壁
どちらにもメリット・デメリットがありますが、あなたの暮らし方に合った選択をすることがなにより大事。
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「子どもがまだ壁に絵を描いちゃう…」→ クロス壁紙一択!
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「人が集まるリビングは空気からこだわりたい」→ 塗り壁の出番!
📌まとめ:壁の選び方は“暮らしの優先順位”から
壁は毎日、あなたの目と鼻が触れる場所。
見た目だけでなく、「どんな生活を送りたいか」で選んでみてください。
汚れに強い=掃除しやすいのか、汚れにくい=そもそも空気がキレイなのか。
この視点の違いが、暮らしの質を分けるカギになります。
※本記事は建材愛好家まいたけの経験と調査に基づいたものであり、製品選びや工事内容は専門業者にご相談ください。
次回予告
「フローリング vs クッションフロア:見た目と耐久性、意外な勝者はどっち?」を予定しています!