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【夜の主役は照明だった】 夜間に映える外構照明の選び方 ~雰囲気8割、実用2割の世界~

 

こんにちは、建材愛好家ブロガーの「まいたけ」です。

家づくりって、昼間のことばかり考えてませんか?
でも実は、**“夜の表情”**こそ、家の真価が問われる時間帯だったりします。

今日は、「外構照明」のお話。
明るければ良いってもんじゃありません。
夜間に“映える”照明の選び方には、実は奥深いセオリーがあります。


■ 外構照明の役割は「安全+演出」

夜間照明というと、「足元が見えればいいや」と思いがちですが、それは半分正解、半分不正解。

照明には主に以下の2つの役割があります:

  • 安全性の確保(実用)
     → 玄関までのアプローチ、段差、車の出入り口などを照らす

  • デザインの演出(情緒)
     → 建物や植栽を美しく引き立て、“夜の外観”を完成させる

まいたけ的には、雰囲気8割、実用2割でOKと考えてます。
「夜の美しさ」が日中の建築美を“補完”する、そんなイメージです。


■ 外構照明の選び方:3つの基本原則

✔ ①「直接照らすな、間接で照らせ」

明るさは、ただ強ければいいわけではありません。
まぶしいライトは、防犯にはなるかもしれませんが、“美しさ”は皆無です。

おすすめは、地面や壁に“跳ね返らせる”タイプの照明。

たとえば:

  • グランドライト(地中埋込型)
     → 足元から植栽や壁を照らす、幻想的な効果

  • ウォールウォッシャー(壁面間接照明)
     → 塀や門柱の質感を浮かび上がらせる

  • フットライト(足元灯)
     → アプローチの安全確保と柔らかな演出を両立

たとえるなら、直射日光を浴びた写真と、夕方の木漏れ日で撮った写真。
光を「拡散」させた方が、断然おしゃれなんです。


✔ ②「色温度は“電球色”一択」

LED照明には、白っぽい「昼白色」と、オレンジがかった「電球色」があります。
外構照明に選ぶべきは断然、電球色(2700~3000K)

理由はシンプル:

  • 暖かく、安心感のある光

  • 木や塗り壁、石材との相性が抜群

  • 夜の街灯と違和感が少ない

逆に、昼白色(5000K以上)は“病院っぽさ”が出てしまい、住宅の魅力を半減させます。


✔ ③「スポットを絞れ。全部照らすな」

やりがちなのが、あれもこれも照らして**“ステージライト化”**するミス。
これは、例えるならスープに醤油も味噌もカレー粉も入れてしまうようなもの。
結果、味が分からなくなる(笑)

外構照明は**「ここ!」というポイントにだけ当てる**のが正解です。

おすすめの“照らしポイント”:

  • シンボルツリー

  • 門柱やネームプレート

  • 表札やポストまわり

  • 階段の蹴込部分(陰影がきれい)

3~5か所に絞って照らすだけで、空間全体がグッと引き締まります。


■ 照明メーカーのおすすめ3選

🌟 LIXIL 美彩(BISAI)シリーズ

  • モダン住宅に溶け込むデザイン

  • 壁付け・グランドライトなど多彩

  • カーポートSCとの相性◎

🌟 タカショー LEDIUS

  • デザイン性の高いLED照明が豊富

  • コントローラーで自動点灯/調光も可能

  • 庭全体の“演出照明”に強い

🌟 オーデリック(ODELIC)

  • 屋外対応の照明器具が多くコスパ

  • 小型器具も多く、狭小地にも対応可

  • インテリアと外構の調和が取りやすい


■ まいたけの失敗談:夜は“意外と見る”

実は私、かつて外構の設計段階で「照明は最低限でいいでしょ」と考えてました。
結果、夜になると……家が真っ暗で**“森の中の物置”みたいな雰囲気**に。

ご近所からも「この家、夜は不気味ですね…」なんて言われてしまい、すぐに美彩シリーズを導入。
シンボルツリーを照らすだけで、一気に高級住宅っぽくなりました。

夜の見え方をナメるな。これ、外構照明の鉄則です。


■ タイマー・センサーは必須アイテム

照明と合わせて設置したいのが、自動制御機能
タイマーや人感センサーを付けることで、つけ忘れ・消し忘れがゼロに。

特におすすめなのが「明るさセンサー付きタイマー」:

  • 日没に反応して自動点灯

  • 就寝時間に自動で消灯

  • 防犯対策にも◎

「夜帰宅したら、やさしく照らされた門柱と木々が迎えてくれる」
――そんな生活が自動で叶います。


■ まとめ:外構照明は“引き算の魔法”

夜間照明は、建物の魅力を何倍にも引き立ててくれる“魔法の道具”。
でもそれは、計算された引き算ができてこそ。

  • 光は直接当てず、壁や地面に反射させて

  • 色温度は必ず電球色で

  • 照らす場所は厳選してスポット演出

  • タイマーやセンサーも活用して“育てる照明”に

外構照明をうまく使えば、住宅が24時間主役になれるんです。


というわけで今回は、「夜間に映える外構照明」について語ってみました。
これから家を建てる人も、すでに住んでる人も、夜の顔を見直すだけで暮らしの質がぐっと上がるはず。

ではでは、また面白い建材でお会いしましょう!